ご案内
2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」に向けた動きが世界で加速する中で、企業の気候変動に関する取り組みの重要性は一層高まっています。気候変動問題に関する企業の情報開示を行う「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)」の取り組みにおいて、世界に先駆けて日本がリードしていることはご存知でしょうか?
このTCFD開示について、コーポレートガバナンス・コード改訂の一環として、東京証券取引所プライム市場の上場企業は、2022年4月以降、TCFD開示が実質的に義務付けられました。これにより3月期決算企業であれば今夏、初めて開示を求められ、開示しない場合はその理由を説明しなければなりません。
「何が必要で、何に取り組めばよいのかー。」プライム市場上場企業はもとより、上場企業と取引のある企業に想定されるTCFD開示における課題について詳しく解説します。
- TCFD開示とは?
- チャレンジはどこに?
- どのような対応策が必要?
開催概要
日時:2022年6月14日(火)12:30~13:30 (60分)
場所:ウェビナー ※ご視聴に際してのシステム要件の詳細はこちらをご確認ください。 参加費: 無料(事前登録制)
参加対象:事業法人の社長室、経営企画/財務/総務部門、ESG/サステナブル推進室等のご担当者様
お申し込み:右記フォームよりご登録ください
講演者
日本取引所グループ
サステナビリティ推進本部 事務局長 三木 誠 氏
2000年 東京証券取引所入社。
派生商品部等を経て、上場審査部では株式やETFの新規上場の審査等を担当。その後、マーケット営業部等にてETF、上場デリバティブ等の市場拡大のためのセカンダリー活性化業務を担当し、機関投資家向け営業や個人投資家向けプロモーションに従事。
現在は、サステナビリティ推進部にて、東京市場のESG投資の普及に向けた上場会社のサポート、投資家やESG関連団体への東京市場のPR等、ESG投資の推進を担当。
公益社団法人日本証券アナリスト協会 認定アナリスト
有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー事業本部
FSリスクアドバイザリー マネージングディレクター 森 滋彦 氏
2019年7月より現職にてリスク管理に関するアドバイザリーに従事し、気候変動リスク、非財務リスク、RAF、ストレステストのアドバイザリー業務に従事。
日本における金融機関向けサステナブルファイナンス推進責任者。環境省の気候変動関連支援事業のプロジェクトを総括し、TCFD開示、GHG計測の手引書等の作成を主導。デロイトグループ内において、グローバルの気候変動対応検討メンバーとなっている他、アジア・オセアニア地域における気候関連のハブ。
2017年から2019年まで大手都市銀行リスク統括部署で、RAFやストレステストの高度化を推進。同行で2002年以降リスク管理に主に従事し、ロンドン支店、東京本部で、信用リスク、市場・流動性リスク、オペレーショナルリスクと幅広くリスク管理に携わった。
Oxford 大学MBA、ロンドンビジネススクール金融学修士
リフィニティブ・ジャパン 上席執行役員 笠井 康則
国内証券・外資系証券を経て、2001年よりロイター社においてデスクトップ・サーバープロダクト関連業務に従事。2008年より株式ビジネス企画に従事し、2013年よりアジア全体の株式デスクトップおよびトランズアクションビジネスを統括。2017年より日本を中心としたクロスアセットのトレーディングビジネスを統括。2019年よりアジア全体のトレーディング、およびニュースを担当。2021年より日本における全ビジネスラインアップにおけるストラテジックなビジネスデザインを統括。
ストックボイス Worldmarketz 出演。MBA保有。公益社団法人日本証券アナリスト協会 認定アナリスト
リフィニティブ・ジャパン シニア・ソリューション・コンサルタント 山口 博子
日本アイ・ビー・エム等のITベンダーを経て、2014年にリフィニティブ・ジャパン(当時、トムロン・ロイター)にソリューション・コンサルタントとして入社。エンタープライズ・ソリューションを担当した後、現在は主にESGソリューションを始めとしたインベストメントソリューションのコンサルティングを担当。