ご案内
リフィニティブでは、市場動向を大きく左右する日銀金融政策決定会合の内容について、ロイター編集局と連携し、毎回の日銀会合の結果と総裁の会見を踏まえた金融政策の効果と影響を分析するイベントを継続的に開催しています。
原油やその他の国際商品価格上昇を受けて、日本の消費者物価指数(CPI)も4月に前年比2%台の上昇を記録しましたが、日銀は一時的な動きと分析し、現行の金融緩和政策を堅持する姿勢を明確にしています。ただ、物価上昇が国内の個人消費に悪影響を与えるとの声もあり、円安の進展次第では、輸入品の値上がりを通じて消費を下押しする可能性もあり、日本経済の先行きは一段と不透明感が増しています。
17日の記者会見で黒田東彦日銀総裁がどのような見解を示し、それが何を意味するのか、明快に分析します。また、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めの影響や、7月10日投開票となりそうな参院選情勢とその後の展望についても解説します。
主な論点は以下の通りです。
- CPI上昇は一時的なのか
- 物価上昇とリベンジ消費の綱引き
- 円安が進んだ場合、カードがない政府・日銀
- FRBの引き締めと世界経済・市場の行方
- 日銀の金融政策の今後
- 参院選の情勢と選挙後の課題
開催概要
日時:2022年6月17日(金)17:00~17:40
場所:ウェビナー
※ご視聴に際してのシステム要件の詳細はこちらをご確認ください。 参加費: 無料(登録制)
お申し込み:右記フォームよりご登録ください
※メディアの方のご参加はお断りしております。あらかじめご了承ください。
講演者
ロイター シニアエディター 田巻 一彦 氏
昭和57年慶應義塾大学卒業、同59年毎日新聞入社。経済部記者として日銀、通産省、NTTなどを担当。平成6年1月にロイター入社。日本語ニュース副編集長、コラムニスト、日本語ニュースエディターを経て令和2年10月から現職。
リフィニティブ・ジャパン 上席執行役員 笠井 康則
国内証券・外資系証券を経て、2001年よりロイター社においてデスクトップ・サーバープロダクト関連業務に従事。2008年より株式ビジネス企画に従事し、2013年よりアジア全体の株式デスクトップおよびトランズアクションビジネスを統括。2017年より日本を中心としたクロスアセットのトレーディングビジネスを統括。2019年よりアジア全体のトレーディング、およびニュースを担当。2021年より日本における全ビジネスラインアップにおけるストラテジックなビジネスデザインを統括。
ストックボイス Worldmarketz 出演。MBA、CMA保有。