マネーロンダリング(資金洗浄)対策を審査する国際組織「金融活動作業部会」(FATF)が8月30日、対日審査の結果を発表しました。日本は「監視対象国」入りは免れたものの、「重点フォローアップ国」に区分けされました。また、FATFは日本の「金融機関等によるマネロン・テロ資金対策」の運用実態を評価する項目(IO4)について「大幅な改善が必要」とコメント、評価を4段階で下から2番目の実質不合格の水準としました。改善が進まなければ、政府・金融機関等は国際的な信用を損なうリスクがあり、今後国内でも関連法案等の整備や監督の強化などが予想されます。
本ウェビナーは、審査監査結果の解説と共に、今後想定される金融規制の監督強化について、また金融機関に求められる具体的な対策の実務について PwCあらた有限責任監査法人 チーフ・コンプライアンス・アナリスト 井口弘一氏より解説頂きます。本ウェビナーの目的は、リスク管理の視点から参加企業様のビジネス推進上の一助となることを狙いとしています。
開催概要
開催日: 2021年10月6日(水)
時間: 13:00-14:00
場所: ウェブセミナー ※ご視聴に際してのシステム要件の詳細はこちらをご確認ください。
参加対象: 金融機関(銀行)*コンサルティング、法律事務所、競合他社を含む対象者以外のお申込みはお断りしておりますので、予めご了承ください。
参加費: 無料(事前登録制)
お申込み: 右記フォームよりお申込みください。ご登録のEメールアドレスに、ご視聴用URLを記載したEメールをお送りいたしますのでご確認くださいますようお願い申し上げます。
申込締切: 2021年10月4日(月)22:00まで
お問い合わせ: japan.event@refinitiv.com
プログラム
基調講演「FATF第4次相互審査結果に基づく課題と対策について」
井口弘一氏
PwCあらた有限責任監査法人 チーフ・コンプライアンス・アナリスト
パネルディスカッション
「今後のAML/CFT対応における課題と実務上の対策について」
井口 弘一 氏
PwCあらた有限責任監査法人 チーフ・コンプライアンス・アナリスト
村田 隆洋 氏
NTTデータルウィーブ株式会社 金融ソリューション事業本部 AML/GRCソリューション事業部 事業部長
乳原 晶子
リフィニティブ・ジャパン株式会社 リスク&コンプライアンス プロポジションセールス
大嶋 寛士(モデレーター)
リフィニティブ・ジャパン株式会社 リスク&コンプライアンス プロポジションセールス