そうした中、株式等の売買委託手数料の無料化や運用報酬の低下が進み、金融機関は既存ビジネスモデルでは今後の成長戦略を描く事が難しくなってきています。 第2回目は、「なぜ地域連合、銀証連合が生まれるのか」をテーマにIFAビジネスについて考察してまいります。
アジェンダ
定年後、大手外資系運用会社で投資教育の活動を続けながら、2019年5月に合同会社フィンウェル研究所を立ち上げ、代表に。資産の取り崩し、地方都市移住、雇用継続などの退職後の生活に関する提言を行っている。行動経済学会、日本FP学会などの会員、日本アナリスト協会検定会員、2018年9月からは金融審議会市場ワーキング・グループ委員。著書に『IFAとは何者か アドバイザーとプラットフォーマーのすべて』(一般社団法人金融財政事情研究会)、『老後の資産形成をゼッタイ始める!と思える本』(扶桑社)、『老後難民 50代夫婦の生き残り術』『定年後のお金』(いずれも講談社+α新書)、『脱老後難民 「英国流」資産形成アイデアに学ぶ』(日本経済新聞出版社)など多数。
大学在学中に交換留学生として来日した後、SBIグループ傘下SBIテクノロジー株式会社にてITプロジェクトマネージャーとしてキャリアをスタート。日本初のスマホ用株取引アプリを市場に導入するなど、オンライン証券向けソリューションの開発と企画を担当する。同社海外事業推進室長としてグループ内の海外展開プロジェクトにも参加。楽天証券株式会社への転職後はマーケティング本部に所属し、プロダクトマネジメントや新規サービスの企画、海外事業の立ち上げなどを担当。プロデュースしたスマホアプリ「iSPEED」シリーズは圧倒的なエンドユーザーからの支持とともに日本証券アプリのベンチマーク的な存在に。キャップジェミニ株式会社ではITプロジェクトマネジメント、マーケティング、プロダクトマネジメントなど多岐にわたる経験とリテール金融に対する知見を活かし、IT、UX、デジタル・トランスフォーメーション分野のコンサルタントとして活動。2018年8月より現職。韓国生まれ、2007年3月 韓国明知大学文学部卒。