金融取引において広く利用されているLIBORが2021年末に恒久的に公表停止されることに備えて、金融システム全般への対策が急ぎ求められています。市場慣行に深く関わっている共通のインフラストラクチャーであるため、その影響は広範囲に及びます。
リフィニティブでは、昨年7月にLIBORを深く関わっているコンテンツであるTokyo Swap Rate(TSR)の今後の対応を中心にご案内しました。今回は、その後の進捗を中心に、ポストLIBORに関連したコンテンツについて解説いたします。
Agenda:
- ポストLIBORに向けたリフィニティブの取り組み
- TONAベースのTokyo Swap Rateリリースに向けて
- ポストLIBORに関連したご提案
オンデマンドのご案内
開催日: 2021年4月21日(水)
時間: 16:00 ~ (所要時間約 60分)
場所: ウェブセミナー ※ご視聴に際してのシステム要件の詳細はこちらをご確認ください。
対象: 金利指標を業務で利用される方。個人の方を含め対象者以外のご参加はお断りしておりますので、予めご了承ください。
参加費: 無料(事前登録制)
講演者
リフィニティブ・ジャパン株式会社 宗川 雄視
事業開発部 トレーディング担当部長
リフィニティブの外国為替・資金関連サービスの事業開発を担当。日本でのサービス・リリースやサービスが国内のお客様のニーズを満たせる様に調整を行っている。20年以上にわたり同じマーケットに対応しており、1992年に電子取引システムがリリースされると、それまでのリアル・タイム・レート、過去データならびにベンチマークレートといったコンテンツだけでなく取引執行から執行通知をカバーするプラットフォームも担当。
リフィニティブ・ジャパン株式会社 鈴木 慎之
事業開発部 部長
リフィニティブでは市場開発部にて事業開発部長を務め、オルタナティブデータ解析及び機械学習による市場予測を担当。28年にわたり金融IT及びフロント業務経験を有する。イタリア金融ソフト開発会社オリベッティで金融基盤ソフト、シティバンク、エヌ・エイ東京支店にて国際リテール決済システムの開発にそれぞれ従事。ソロモン・ブラザーズ・アジア証券ではデリバティブ・プライシングシステム開発、メリルリンチ日本証券では先物ブローカー及びクオンツ開発に関わる。野村證券で株式、及びデリバティブ電子取引業務の開発に携わった後、2016年にトムソンロイターに加わり、現職に至る。物理学専攻。