オンデマンドのご案内
市場の動向を大きく左右する日銀の金融政策決定会合の内容について、表面的な政策効果だけでなく、より本質的な分析を求める声が多くなっています。そのご要望にお応えするため、リフィニティブではロイター編集局と連携し、毎回の日銀会合の結果と黒田東彦総裁の会見を踏まえた金融政策の効果と影響を分析するイベントを継続的に開催しています。
6月会合後の黒田総裁会見では、新型コロナウイルス感染の影響が色濃い対面型サービス業と、V字回復している米中経済からの追い風を受ける輸出型の製造業という「K字回復」の日本経済について、どのような評価と先行きの見通しを示すのかが最大の焦点になります。また、サービス業にも回復のすそ野が広がる米国では、物価に上昇傾向が見られる一方、雇用環境では慎重な見方が残り、夏に向けて米連邦準備理事会(FRB)の一挙手一投足への注目が一段と集まっています。こうした点も踏まえ、会見終了直後の17時から、どのメディアよりも早く、深く掘り下げた分析を展開してまいります。主なアジェンダは以下の通りです。
- 絶好調の輸出産業、このまま上昇カーブを維持できるのか
- 低迷する内需が2期連続のGDPマイナスを呼び込むのか
- ワクチン接種の進展と日本経済の行方
- G7財務相・中銀総裁会議で最も注目された点は何だったのか
- 米国のインフレ懸念と日本の物価低迷はどうなるか
開催概要
日時: 2021年6月18日(金)17:00~17:40
場所: ウェビナー ※ご視聴に際してのシステム要件の詳細はこちらをご確認ください。 参加費: 無料(事前登録制)※メディアの方のご参加はお断りしております。あらかじめご了承ください。
講演者
ロイター シニアエディター 田巻 一彦
昭和57年慶應義塾大学卒業、同59年毎日新聞入社。経済部記者として日銀、通産省、NTTなどを担当。平成6年1月にロイター入社。日本語ニュース副編集長、コラムニスト、日本語ニュースエディターを経て令和2年10月から現職。
リフィニティブ・ジャパン 上席執行役員 笠井 康則
国内証券・外資系証券を経て、2001年よりロイター社においてデスクトップ・サーバープロダクト関連業務に従事。2008年より株式ビジネス企画に従事し、2013年よりアジア全体の株式デスクトップおよびトランズアクションビジネスを統括。2017年より日本を中心としたクロスアセットのトレーディングビジネスを統括。2019年よりアジア全体のトレーディング、およびニュースに関したストラテジックなビジネスデザインを担当する。
ストックボイス Worldmarketz 出演。MBA、CMA保有。