オンデマンドのご案内
市場の動向を大きく左右する日銀の金融政策決定会合の内容について、表面的な政策効果だけでなく、より本質的な分析を求める声が多くなっています。そのご要望にお応えするため、リフィニティブではロイター編集局と連携し、毎回の日銀会合の結果と黒田東彦総裁の会見を踏まえた金融政策の効果と影響を分析するイベントを継続的に開催しています。
7月会合後の黒田総裁会見では、気候変動に関連した資金供給制度(グリーンオペ)についての見解に大きな関心が集まるとみられます。さらに金融政策以外での気候変動への取り組みについてのスタンスも、幅広い分野で注目されそうです。また、新しい展望リポートでは、進展する新型コロナウイルスワクチンの効果を盛り込んで、成長率見通しを上昇修正する可能性が高まっており、ワクチン効果のインパクトの大きさも焦点の1つになるとみられます。
他方、8月に米カンザスシティ連銀が主催するジャクソンホールでのイベントで、米金融政策の方向性がどのように示されるのか、黒田総裁自身の見方が示される可能性もあります。
こうした点も踏まえ、会見終了直後の17時から、どのメディアよりも早く、深く掘り下げた分析を展開してまいります。主なアジェンダは以下の通りです。
- 気候変動対応支援のグリーンオペの詳細と、その経済的効果
- ジャクソンホールイベント後の米金融政策の方向性を日銀はどのように見ているのか
- ワクチン接種の進展は、日本経済回復の起爆剤になるのか
- 国際商品価格の上昇を日本企業は価格転嫁できるのか
- デルタ型、ラムダ型の新型コロナウイルス変異株、世界経済の回復シナリオに影響するのか
開催概要
日時: 2021年7月16日(金)17:00~17:40
場所: ウェビナー ※ご視聴に際してのシステム要件の詳細はこちらをご確認ください。 参加費: 無料(事前登録制)※メディアの方のご参加はお断りしております。あらかじめご了承ください。
講演者
ロイター シニアエディター 田巻 一彦
昭和57年慶應義塾大学卒業、同59年毎日新聞入社。経済部記者として日銀、通産省、NTTなどを担当。平成6年1月にロイター入社。日本語ニュース副編集長、コラムニスト、日本語ニュースエディターを経て令和2年10月から現職。
リフィニティブ・ジャパン 上席執行役員 笠井 康則
国内証券・外資系証券を経て、2001年よりロイター社においてデスクトップ・サーバープロダクト関連業務に従事。2008年より株式ビジネス企画に従事し、2013年よりアジア全体の株式デスクトップおよびトランズアクションビジネスを統括。2017年より日本を中心としたクロスアセットのトレーディングビジネスを統括。2019年よりアジア全体のトレーディング、およびニュースに関したストラテジックなビジネスデザインを担当する。
ストックボイス Worldmarketz 出演。MBA、CMA保有。