ご案内
市場の動向を大きく左右する日銀の金融政策決定会合の内容について、表面的な政策効果だけでなく、より本質的な分析を求める声が多くなっています。そのご要望にお応えするため、リフィニティブではロイター編集局と連携し、毎回の日銀会合の結果と黒田東彦総裁の会見を踏まえた金融政策の効果と影響を分析するイベントを継続的に開催しています。
9月会合後の黒田総裁会見では、足元で起きている内外の変動が日本経済に与える影響について、日銀がどのように分析しているのかが、まず、大きな焦点になります。一方、コアCPIは消費者物価指数の基準改定後にマイナス圏に沈み、日銀の追加緩和の必要性を指摘する声も一部に出てきました。黒田総裁が、これらの諸問題に対し、どのような見解を示すのか、会見終了直後の17時から、どのメディアよりも早く、深く掘り下げた分析を展開してまいります。また、自民党総裁選、衆院選というビッグイベントと財政、金融政策の運営がどのように変化していくのかについても解説していきます。主なアジェンダは以下の通りです。
- 米中経済回復力の減速傾向による外需への影響
- 緊急事態宣言延長やデルタ株の影響による内需への打撃
- 消費者物価指数の基準改定。コアCPIマイナス圏による追加緩和の必要性
- 日本株急上昇が企業や消費者のマインド好転に与える影響
- 自民党総裁選、衆院選と財政・金融政策の今後を展望
開催概要
配信方法:オンデマンド・ウェビナー
(2021年9月22日にLive配信された内容の録画となります)
※ご視聴に際してのシステム要件の詳細はこちらをご確認ください。 参加費: 無料(事前登録制)※メディアの方のご参加はお断りしております。あらかじめご了承ください。
講演者
ロイター シニアエディター 田巻 一彦 氏
昭和57年慶應義塾大学卒業、同59年毎日新聞入社。経済部記者として日銀、通産省、NTTなどを担当。平成6年1月にロイター入社。日本語ニュース副編集長、コラムニスト、日本語ニュースエディターを経て令和2年10月から現職。
リフィニティブ・ジャパン 上席執行役員 笠井 康則
国内証券・外資系証券を経て、2001年よりロイター社においてデスクトップ・サーバープロダクト関連業務に従事。2008年より株式ビジネス企画に従事し、2013年よりアジア全体の株式デスクトップおよびトランズアクションビジネスを統括。2017年より日本を中心としたクロスアセットのトレーディングビジネスを統括。2019年よりアジア全体のトレーディング、およびニュースに関したストラテジックなビジネスデザインを担当する。
ストックボイス Worldmarketz 出演。MBA、CMA保有。